自分の調子を探る

楽器奏者ってとても繊細で、思った音が出せなかったり、いつもの練習のように演奏できない時って、何かしら原因がある。
それは食べ物であったり、日常生活からくるものであったり。

「緊張する」という意味では、どのジャンル（スポーツ他）でも一緒だけど、特に金管楽器などは、柔らかい繊細な唇（肌）を震わせて演奏する楽器だから、相当な影響がある。

暴飲暴食や不摂生においての口内炎はもってのほか！（爆）

とあるプロミュージシャンは、「塩辛いラーメンよりは、パスタの生クリーム系が良い！」とまで言って、自分の演奏前には徹底して塩分の多い食品を摂らないようにしている。

パスタの生クリーム系も結構な塩分があるが（笑）

でもそれは、かつて良い演奏ができた時の状況や食べ物を思い出し、「その時の同じ状況を作りあげれば、同じような良い演奏が出来る」と自分自身に言い聞かせているのだろうと思う。
その本人にとって本当に良い条件かもしれないし、十人十色で、人によってデリケートな肌を持っていたり、食べ物によっては塩分が得意だったり糖分が得意だったりと様々。

子どもたちには是非、演奏に対してそういうデリケートな部分も持って欲しい。