電車で…

今日は休館日。

仕事の電話も多少あったけど、最近休日出勤ばかりだったので、今日は絶対休んでやるって心に決めちょっと休息させていただきました

ところで、広報ぶちょ～さんの書き込みを見て思い出すのが、電車を乗り過ごした数多くの苦い経験

初めて乗り過ごしたのは、高校生の頃…

所用で生まれて初めて東京に出た時のことだった。
目的地は埼玉県の入間市駅

西武池袋線で池袋駅から１時間かそれ以上、電車に揺られ、ついついウトウト
何となく「入間市…」という言葉が聞こえてはいたが、色気より食い気？気が付けば随分先の駅で下車

田舎人にとって、初めての東京は緊張や期待感などで胸が高鳴り居眠りなどするはずもないが、それにも増して眠気が勝ってしまった私落ち着いて冷静に判断し、なんとかすぐに引き返せたけど、さすがに少し焦った

そんな昔からの才能は今も引き継がれ、特に呑んだ後電車に乗ってからの乗り過ごしはかなり多い

ところが昨日、会社の飲み会の帰りに、とある酔っ払いの年配の方に出会い、自分はまだましかも…と思った。

その酔っ払いさんは、推定するに松江から出雲へ通勤。
呑んで電車に乗り、松江で下車するはずが、しばしば乗り過ごすらしい…

宍道から乗った私に突然絡み、
「ここは松江か？」と聞く。
「いや、宍道駅です」と答える私にお礼するまではいいが、次の来待駅に停車したときも、
「たびたびすまんが、ここは松江か？」と聞いてきた。

その来待駅を発車したと思ったら突然立ち始め、あちこちの吊り革にフラフラとしがみつきながら、座っている私の前にやってきた。

そんな光景を目にしながらも、私も眠気が我慢できなくなり、ついに玉造温泉駅を出たあたりからウトウトし始めたが、乃木駅を出発した頃にその酔っ払いに起こされ、
「さっきは教えてくれてありがとう。すんませんなぁ。酔って鳥取駅まで行ったこともあって、最近では宍道駅過ぎたら、立つようにしてるんや！あんたも立ったら乗り過ごすことないやろ、一緒に立とうや！」
といわれ、この酔っ払いさんの比ではないが、多々乗り過ごした経験のある私は、すぐに納得して立った。

昨日はこの方のおかげで、私も無事松江駅で下車できた。

酔っ払いと乗り過ごしは、切っても切れない[失態]であります